リスクマネージメントとは…
企業リスクマネージメントそのものを定義するには諸々の説があり、明確な定めはありません。
日本工業規格(JIS)において、「リスクに関して組織を指導し管理する、調整された活動」と定義されていますが、もう少し詳しくすると、その概念を理解する助けとなります。
<企業の諸活動に及ぶ悪影響>を低減させるため、
要因(リスク)を特定し、
資産・活動・稼働力を保護するために必要な機能を
最小のコストで運営管理するプロセスで、
経営管理手法の一つ。
<企業の諸活動に及ぶ悪影響>とは、「経営損失」そのものです。この要因となりうる不確実性が「企業を取り巻くリスク」そのものです。すなわち、<経営損失をもたらす可能性を持つ不確実な要因>を総じて企業リスクといいます。
リスクマネージメントの目的
リスクマネージメントの目的は、企業を支える「資産・活動・稼働力」の保護であり、これがうまくいかない場合、企業は倒産してしまいます。よって企業リスクマネージメントの目的は企業の倒産防止ということになります。まさに経営管理の重要部分を担っているといえます
リスクマネージメントの目標
リスクマネージメントの目標は、上記目的を達成することにありますが、やみくもに実践すればよいというものではありません。コストをかければリスクの無害化が可能であることは明らかです。 しかしながら、この無害化によって期待される利益(有利性)を超えるコストをかけるようでは、企業経営に寄与しているとはいえません。最低のコスト負担で所定の目的を達成してこそ意味があり、これがリスクマネージメントの目標になります。

