会社員への「あったらいいと思う福利厚生」アンケートでは次のものがよく上位に出ています。
・ 特別休暇
・ 子育て・介護支援
・ スキルアップ支援
・ 住宅手当
・ 慶弔支援
・ ヘルスケアサポート
・ 旅行・エンタメ・グルメ
これらは確かに、あったらいいなの【十分条件】です。
それでは、会社に望む福利厚生の【必要条件】はなんでしょうか。
それは、
「雇用が継続し一定の収入が保証されること」
でしょう。生活者が会社にまず求めるのは、収入と地位の安定、という最も基礎的な福利厚生機能だといえます。
求人票や会社概要の、社会保険完備、創業〇〇年、業績好調につき増員募集、などの表現は、応募者や社員のこの期待に対する回答となっています。
より具体的に、社員定着率〇〇%、昇給実績〇%と書かれていればなお魅力的でしょう。
元気で働けるときにはこれでいいかもしれません。しかし、ときには病気やケガをすることもあるでしょう。それが原因で仕事を休んだ場合、労災認定がでれば、給付基礎日額の60%の休業(補償)等給付と同20%の特別支給金で合計80%の公的な収入補償が得られます。
これだと業務中の病気やケガで仕事を休むと収入が20%減ることになりますが、残りの20%を会社は補償してくれないのでしょうか。
補償することにしている会社もあります。法定外(労災の補償外)補償規定をもうけて従業員の収入減を補うことにしているところがあります。
これは一見地味に思われますが、病気・ケガがあっても従業員とその家族を経済的に困らせることはしない、法定義務を超えた積極的な福利厚生を行う、という会社の姿勢を示すものです。
法定外補償は、その会社の手持ち資金でまかなうほかに保険でまかなう方法もあります。
「業務災害補償保険」は上乗せ労災保険とも言われ、従業員の業務上の病気・ケガに関する補償を労災とは別に手厚くするものです。
労災認定を待たずに支払われるもの、労災認定されないものについても支払われるものなど保険各社の商品により条件・内容は異なりますが、いずれにしても労災の対象範囲を超えた補償を行うものです。
求人票や会社概要に「業務災害補償保険加入、詳しくは総務課までお問い合わせください。」と記載されていると、なんて社員思いの会社なんだろう、と思えるのですがいかがでしょうか?
note|ひとこと保険ブログ にも :「従業員を大事にするなら」業務災害補償保険 を追加しました。



