我が家は保険に入っているから火事になっても大丈夫、って思っていませんか?
火災保険は、「入り方」よってはかけているはずの保険金額のごく一部しか支払われない可能性(特に古い契約などは要注意)があり、入りなおすほうがよい場合もあるので、保険証書を再確認されることをオススメします。
以下に、簡単にできる保険証書確認のチェックポイントをお教えします。
1.建物の保険(評)価額が時価か新価か
(1)時価
新築時の評価額から経年劣化などの減損分を差し引いた「現時点での目減りした価値」
(2)新価(再調達価額)
現時点で同じ建物を建てたら幾らかかるかという「費用額」
<ポイント1>時価よりも新価
時価は新価よりも小さくなるため全損時に保険金による再建ができない。お手元の火災保険が「時価」評価の場合は「新価」への乗り換えを検討してください。
2.建物の保険金額と保険価額(新価)、どちらか大きいか
(1)保険金額>保険価額(新価)
保険価額を超えて保険金額を設定しても超過部分は支払われない。評価額2000万円の家に3000万円の保険をかけても、支払われるのは最大2000万円なので、新価相当額の保険金が支払われ再建できるが、超過分1000万円に対する保険料は無駄払いになる。
(2)保険金額=保険価額(新価)
全損時に保険金額の全額(=新価)が支払われ再建できる。過不足がない。
<ポイント2>100%保険
保険価額=保険金額となる100%保険が正しいかけ方
(3)保険金額<保険価額(新価)
全損時に保険金額の全額が支払われても保険価額(新価)より小さいため、再建できない(部分保険)。さらにこのときの支払方法により、
a.比例払い…保険価額に対する保険金額の割合が小さいとき、損害にも一定の割合が適用され、保険金支払額が小さくなる。
例えば、保険価額3000万円に対し保険金額1500万円(保険割合50%)のとき、損害額1000万円に対し支払われる保険金は500万円(1000万円*適用割合50%【*例】)など。【*例】適用割合は商品により異なる。
b.実損払い…損害額に比例払いのような割合を適用することはなく、実際の損害額をもとに保険金支払額が計算される。
<ポイント3>実損払い
「著しい部分保険+比例払い」は、かけている保険金額の一部しか支払われないことがあるので要注意。
3.特約
特約には、70%以上の損害で建て替え費用全額を負担するもの、取り壊し費用や火事見舞金を支払うものなど補償の上乗せとなっているものもあるので、こちらの確認も一緒に忘れず行ってください。
まとめ
今回のポイントは、「保険価額は新価」「保険価額=保険金額の100%保険」「実損払い」、+特約チェックでした。
note|ひとこと保険ブログ にも:「どう入っているかで全然違う」火災保険 を追加しました。



